全3チームが終了して控室に集合した。
皆が声を掛け合ってる。
皆、皆……笑ってる。
「あっくん、あのさ…遥見なかった?」
「おぉ、遥なぁ……ほら、あそこにおったで」
あっくんが指差す方を見たら道具を片付けてる遥を見つけた。
1番に伝えたくて…。
お疲れ様って伝えたい。
「遥…!!」
振り向いた遥の顔は杏奈を見た瞬間目尻が下がったように見えた…。
「おー、お疲れ!!」
そう言って最高の笑顔で振り返った。
「やったね!大成功だったね!」
「ハハッ…だな………」
「………?」
スって遥の長い指が伸びて杏奈の髪についてた白い羽根を落とした。
「あっ…秋の時の…」
「俺ー……すっげぇ良いと思ったよ……今日の杏奈の笑顔。…最高の笑顔だと思った…」
そう言って……遥が笑った…。
杏奈を褒めてくれた。
遥の言葉に今日1番の涙が溢れた。
頑張ってよかった……。
逃げないで…本当によかった。
自分を好きになれた…。
あかりチームのリーダーが3チーム1つずつケーキを用意してくれてた。
頑張った自分達へのご褒美。
「キャー、やったね!食べようよ!!」
「う…うん……」
「アン?何キョロキョロして…」
琉晴が何処にいるか確認しようと後ろを向いた瞬間……
「よーし、俺の事待っとったか!食わしてやるからな!!」
生クリームいっぱいのケーキを口に押し付けられて顔中ベタベタになった。
「ちょーっと、やだ!ヴッ、ぶぼっ!!」
手を叩いて笑う琉晴。
いつもだったら悔しくて反撃する所だけど、今日は一緒に笑っちゃった。
きっと杏奈が望んでいたのはこんな瞬間なんだと思う。
皆で笑って、心から感動して……。
顔は生クリームでベタベタだし横で皆は大爆笑してるけど…。
それでも、杏奈は幸せだって感じた。
遥の笑顔を見たら全身で感じる事が出来たよ。
皆が声を掛け合ってる。
皆、皆……笑ってる。
「あっくん、あのさ…遥見なかった?」
「おぉ、遥なぁ……ほら、あそこにおったで」
あっくんが指差す方を見たら道具を片付けてる遥を見つけた。
1番に伝えたくて…。
お疲れ様って伝えたい。
「遥…!!」
振り向いた遥の顔は杏奈を見た瞬間目尻が下がったように見えた…。
「おー、お疲れ!!」
そう言って最高の笑顔で振り返った。
「やったね!大成功だったね!」
「ハハッ…だな………」
「………?」
スって遥の長い指が伸びて杏奈の髪についてた白い羽根を落とした。
「あっ…秋の時の…」
「俺ー……すっげぇ良いと思ったよ……今日の杏奈の笑顔。…最高の笑顔だと思った…」
そう言って……遥が笑った…。
杏奈を褒めてくれた。
遥の言葉に今日1番の涙が溢れた。
頑張ってよかった……。
逃げないで…本当によかった。
自分を好きになれた…。
あかりチームのリーダーが3チーム1つずつケーキを用意してくれてた。
頑張った自分達へのご褒美。
「キャー、やったね!食べようよ!!」
「う…うん……」
「アン?何キョロキョロして…」
琉晴が何処にいるか確認しようと後ろを向いた瞬間……
「よーし、俺の事待っとったか!食わしてやるからな!!」
生クリームいっぱいのケーキを口に押し付けられて顔中ベタベタになった。
「ちょーっと、やだ!ヴッ、ぶぼっ!!」
手を叩いて笑う琉晴。
いつもだったら悔しくて反撃する所だけど、今日は一緒に笑っちゃった。
きっと杏奈が望んでいたのはこんな瞬間なんだと思う。
皆で笑って、心から感動して……。
顔は生クリームでベタベタだし横で皆は大爆笑してるけど…。
それでも、杏奈は幸せだって感じた。
遥の笑顔を見たら全身で感じる事が出来たよ。