「今新井くんが探しに行ってて…」 「本当?時間ヤバいな〜大丈「山本!!」 「っ…!」 はやっ… 「あった!お前靴箱に置き忘れてんじゃねーよ!ばか!」 くしゃっと笑う新井くんがそこにいた。 ああ。この顔が見たかった。 「…ありがとう。」 新井くんは私の頭をわしゃわしゃとなでた。 「ん。がんばれよ。山本なら一位狙えるだろ。」 いちいち仕草にドキッと心臓がいう。