どうしよう。あやまらないと。


「ご、ごめ「帰らせたくないんだけど。」


え?


新井くんが真剣な目で私をみてる。


どういうこと?


「俺さ


山本が好きなんだけど気づいてた?」


ー...うそでしょ?


私はただボーゼンと立ち尽くしている。


新井くんが180cm近くあるから160cmの私は見上げるばかり。



「...。」


なんて言ったらいいの?


そう思った時


新井くんの顔がみるみるうちに赤くなっていった。


「っ....まじ山本その顔やめろって...」


え?顔?なんで?


ふわっと包まれる。


「なぁっ...⁈」

新井くんが私を抱きしめる。


「ちょっちょっと...「ごめん。とまんないかも。」


唇に温かいものがふれた。