5月、それは季節の変わり目
体調を崩したりするとか五月病そんなのもあった気がしたり、しなかったり


まぁそんなのは関係なく
今日はとにかく天気がいいお日様の光が気持ちいい



何と言っても、洗濯物が乾きやすくて助かる




「姉ちゃーん」


「まずはただいまからだろうが」



玄関の方から弟の柚月の声がしたということは帰ってきたのかと当たり前のことをおもった


ただ、玄関までいくと見知らぬ男(眼鏡で文学系男子)が柚月をおぶっている状況が分からないし何故普通に入ってきたこの男




「えっと・・・柚月くん足を捻って」


「あ〜もうっ!!」




何バカなことをやっているんだというのを表情にせずに声だけで言った後一応客人に含まれるであろう彼のことを思い出し彼の方を向き





「どうぞ、あがってください」




家事の途中だが柚月を運んでくれたんだ
礼をしなければいけない
ということで彼をひきずりこむ


手当をしながら、どうしてこうなったのかソレを聞くと




「帰り道に大人とぶつかったですよ」


「それで足を捻ったと、わざわざありがとうございます」


「あざーっす」





まともに言えよとチョップし、
いつも通りの反応で対応する



まぁ、手当も終わったし紅茶でも出そうかなと台所に行きエプロンを着けたとき