やってしまった。


涙が流れその場に膝をつく。


携帯電話を破壊したことへの報復は一体なんだろうか?


残酷に死んでいく自分を思い浮かべる。


眼球が飛び出し、口から泡を吹いて、炎に包まれて死んでいく自分。


「それでも……いい……」


あたしは小さく呟く。


早く終わりたい。


ただそれだけだった……。