RealGameー恐怖は終わらないー

出かけるときは、かならずここにカギを置いていくというのが家のルールだ。


「家、誰もいないのか?」


「そうみたい」


答えながら玄関を開ける。


やっぱりお母さんの靴はないようだ。


「誰もいないのに、勝手にあがって大丈夫か?」


怜央が心配そうにそう言うから、


「いまさら、何を遠慮しているの?」


と、笑う。