怜央が「最後にあそこに入ろうか」と、1つのアトラクションを指出した。


「どれ?」


そう言いながら指さす方へ視線を移し……あたしは絶句した。


そこには巨大迷路とかかれた看板が頭上にそびえ、薄い色の板で作られた迷路がその奥に広がっていたのだ。


あたしは一瞬にしてゲームの事を思い出す。


まさか。


まさか、まさか、まさか!!