恋の気持ち

「昨日の事…」


あぁ…!




って、そのためにわざわざ?




私、もう勝手に話しちゃったし




てか、話さないとダメじゃん!(笑)




蓮を落とすために付き合ってるんだから…!



「もちろん…!てゆーか、私はもう美玲に言っちゃいましたし(笑)」





先輩はチラッと美玲に視線を向けて私を見た



蓮は眠いからか知らないけど、不機嫌だ…




「了解」




先輩は短く返事をしてから、蓮の方を向いた





「あのさ…蓮?俺さ、花恋ちゃんと付き合うことになったんだ♪」





適当に近くにあった席に座っていた蓮の体が、少しだけ反応したかのように動いた





「へぇ~?昨日俺様を置いて帰った後に、告白したのか?」





「まぁね?」





出た…俺様発言…!



何なの?



置いて行かれたのが気に食わなかったワケ??




「別に、いいんじゃね?俺はどうこう言うつもりないし…」




そういって、机に顔を伏せた



「ははは…興味なしか?」




先輩はそういてまた美玲をチラリと見た



…美玲の反応が気になるんだろうな



視線を感じてか、美玲は微笑んだ




「ふふふ…(笑)会長は眠いんですか?とにかく、直先輩…!おめでとうございます!!花恋の親友としてとっても嬉しいです」





美玲はさっきとは違い、明るくなっていた





…?




テンション低いって思ってたのも気のせい?




先輩は美玲が素直に私たちを祝福したことに戸惑いを見せている




「あ、ありがとう…」




「あの、何で先輩たちはこんな時間から学校にいるんですか?




「あ…蓮は王子様的存在だから、人が多い時間に登校すればキャーキャー騒がれるから…だから、こんな時間から学校に来るようにしているんだ」



「会長ってモテモテですよね♪(笑)」



「あぁ…そりゃあな?今日は二人が登校しているところが教室から見えたから、会いに来たんだ…」




美玲は先輩の気持ちに気づいておらず、にこやかに話している



蓮は、寝てしまったのか、机に顔を伏せたままだ