ナンパ男との恋~最終章~

そんな中、開店時間を迎え

出入り口へと整列するように
客を迎え入れた。


が・・・・・


「ほ、本物!?ほんとに輝樹!?」


「うそ!?いやー、どうしよう」


「さ、触っていいですか!?」



すんなりと席につくような客はいないらしく
出入り口で
俺は、最悪なくらい囲まれ
触られ・・・・


「輝樹さん、こちらへ・・・」


慌てた様子で
シンヤという奴が
俺を引っ張り出し
席へ誘導した。


そして、俺の人生初となる

接客業が


ようやく幕を開けた。