ナンパ男との恋~最終章~

「お前なぁ・・・
ムードってもんねぇのかよ?
お前こそオッサンじゃねぇか」


「だ、だって・・・
急に輝樹が変な事言うから・・・」


「変な事なんて言ってねぇし。
脱がねぇと何もできねぇじゃん。
まぁ、別に俺が脱がしてやってもいいけど
春菜すっげぇ嫌がんじゃん?」



そりゃ・・・恥ずかしいから
当たり前の事なんだけど・・・・



「・・・・・・・」


「じゃあ、脱がされるのと自分で脱ぐのどっちがいい?」


究極の選択じゃないか・・・。



「・・・脱ぐ」


「珍しく即断だな。」


「・・・・・」


「早く脱げよ?」


脱ぐにも、そんな目の前で見られてたら
脱ぐタイミングというものが分からないんですが。


「あっち向いてよ・・・」


「あーもう、めんどくせぇ。
もういい。俺がやる」


そう言いながら
慣れた手つきで服を脱がされ
身包みをはがされた私は

やはり、明るい中で隠すべきものがないという状況は恥ずかしすぎて


「い、移動しよう。
お布団のとこ・・・
ちょ、ま・・ストップ」


「待つわけねぇじゃん。
上等なもんが目の前にあんのに
おあずけくらうわけねぇだろうが」


何て性格をしているんだ・・・

いくつになっても俺様健在ですか・・・