真っ暗な道を歩き続けた先には
鮮やかすぎるネオンに囲まれたラブホという名の建物がある。
そのまま、建物の中へ入り
誘導されるまま部屋へ足を踏み入れると
黙ったまま
ソファーに深く腰掛け
疲れた様子でため息をついている輝樹がいる。
そして、不機嫌な表情のまま
「で?相手は?」
睨むように私の顔を見ていて・・・
向かい合うようにイスに座り
私に起こった出来事を
ゆっくりと正直にすべて話した。
すべて話して・・・
輝樹の方を見るけれど
睨むように私の顔を
ただ、じっと黙ったまま見ている。
そして、うつむき
呆れたように大きくため息をつくと
再び私の方に顔を上げ
「それ以外は何もされなかったんだな?」
その問いに静かに頷くけれど
「つーか・・・お前ほんと・・
あーマジで、イラつくわ。
何してんの?ガキ相手に何で隙つかれてんだよ?」
「ごめん・・・・」
「お前のそういうとこ
マジでイライラするんだけど」
「・・・・・・」
こんなふうに、本気で怒ってる輝樹を見るのは
何年ぶりだろう・・・
何だか・・・あぁ、私どうでもいい存在じゃないんだ・・・なんて・・・
思ってしまう私は
自分が思ってた以上に、寂しかったんだと・・・
・・・寂しかった?
そうだ・・・誰にも必要とされてないんじゃないかって
不安で、いなくなっても困らない存在なんじゃないかとすら思って・・
鮮やかすぎるネオンに囲まれたラブホという名の建物がある。
そのまま、建物の中へ入り
誘導されるまま部屋へ足を踏み入れると
黙ったまま
ソファーに深く腰掛け
疲れた様子でため息をついている輝樹がいる。
そして、不機嫌な表情のまま
「で?相手は?」
睨むように私の顔を見ていて・・・
向かい合うようにイスに座り
私に起こった出来事を
ゆっくりと正直にすべて話した。
すべて話して・・・
輝樹の方を見るけれど
睨むように私の顔を
ただ、じっと黙ったまま見ている。
そして、うつむき
呆れたように大きくため息をつくと
再び私の方に顔を上げ
「それ以外は何もされなかったんだな?」
その問いに静かに頷くけれど
「つーか・・・お前ほんと・・
あーマジで、イラつくわ。
何してんの?ガキ相手に何で隙つかれてんだよ?」
「ごめん・・・・」
「お前のそういうとこ
マジでイライラするんだけど」
「・・・・・・」
こんなふうに、本気で怒ってる輝樹を見るのは
何年ぶりだろう・・・
何だか・・・あぁ、私どうでもいい存在じゃないんだ・・・なんて・・・
思ってしまう私は
自分が思ってた以上に、寂しかったんだと・・・
・・・寂しかった?
そうだ・・・誰にも必要とされてないんじゃないかって
不安で、いなくなっても困らない存在なんじゃないかとすら思って・・



