ナンパ男との恋~最終章~

思わず笑いながら

「俺も行こうっとー。」

立ち上がり春ちゃんの方に行こうとすると


「え?もしかして
今のって
春樹くんの彼女?」


「んなわけないじゃん。」


広樹が笑って否定している。


そして、


「春樹、俺も行くわ」


やっぱな。


俺と2人だったら
俺が先に行こうと、女どもと話し続けるくせに

春ちゃんがいると
こうだもんな・・・。


ほんと、マザコンだ。


・・って俺も一緒か。




「春ちゃん待ってよ」


「え?あれ?もういいの?」


俺と広樹を見ながら
キョトンとしている。