けれど、会場へ着くと
「やべ、ジジイが来たから
俺達逃げるわ」
そう言いながら
亮くんと美穂さんは
奥の方へ走って行ってしまった。
そして・・・
「久保ー!!本当に来たのか?
半信半疑で来たけど
まさか本当に会えるとは・・
さすがだな、川畑は。
あれ、今、川畑がいたと思ったんだが・・」
背の低い白髪の男性が
そう言いながら
輝樹の肩を叩き
辺りを見渡している。
「川畑も、久保も手に負えない奴だったけど
やっぱ、大人になると
頼りになるもんだな」
手に負えないって・・・
何だか、春樹と広樹の現状とダブってしまうのは気のせいだろうか・・
「ん?そっちは誰だ?」
輝樹たちの後に立っている
私達と目が合い
輝樹の横から覗き込むように見ている。
「嫁と息子」
「誰の?」
キョトンとして
理解ができていないようだ。
「俺の」
「っ・・・・っ」
その反応は
あんまりオーバーすぎるような気がする・・・。
「やべ、ジジイが来たから
俺達逃げるわ」
そう言いながら
亮くんと美穂さんは
奥の方へ走って行ってしまった。
そして・・・
「久保ー!!本当に来たのか?
半信半疑で来たけど
まさか本当に会えるとは・・
さすがだな、川畑は。
あれ、今、川畑がいたと思ったんだが・・」
背の低い白髪の男性が
そう言いながら
輝樹の肩を叩き
辺りを見渡している。
「川畑も、久保も手に負えない奴だったけど
やっぱ、大人になると
頼りになるもんだな」
手に負えないって・・・
何だか、春樹と広樹の現状とダブってしまうのは気のせいだろうか・・
「ん?そっちは誰だ?」
輝樹たちの後に立っている
私達と目が合い
輝樹の横から覗き込むように見ている。
「嫁と息子」
「誰の?」
キョトンとして
理解ができていないようだ。
「俺の」
「っ・・・・っ」
その反応は
あんまりオーバーすぎるような気がする・・・。



