ナンパ男との恋~最終章~

「春樹っ!!誰、その女!?」

背後からの
女性の怒鳴り声に
2人同時に振り向くと


ミニスカート姿で
金髪ショートヘアの
派手な女性が仁王立ちで睨んでいた。

その姿を目にした春樹は
私の方を見て


「春ちゃん、ごめんね」


そう耳元で囁くと


「見ての通りだけど?」


堂々と、そう言い放った。


この女性って・・・

もしかして・・・

広樹が言ってた・・・



「彼女じゃないの?」


巨乳だし・・・・


春樹の耳元で
そう言うけれど


「違うよ」


笑顔で、そんな答えが返ってきた。