隼人と過ごした日々は、長かったようであっと言う間だった。 終わりってあっけないものなんだね。 隼人の優しさや温もり。 私を抱き締める体。 私を呼ぶ甘い声。 体中にしみ込んだ隼人を忘れることなんてできない……。 あの日からずっと、私は泣いてばかりいる。 鳴らない携帯を持って、 二人で買ったペアリングを今でも指にはめていて、 最後のプレゼントになったあの花を大事に育てて……。 ただひたすら、隼人の面影を探していた。