へぇー。こいつらが、龍旺心なんだ。

「そうなんだー」「びびらんのか?」 「全然。怖くもなんともないよ。族は族でも、あんたたちは、あんたたちじゃない?あたしは、そう思う。」

4名様固まっていらっしゃらんと、誰かなんとか言えよ!
この空気あたしが悪いことしたみたいでいやなんだけど………

「ありがと。儒奈。僕、儒奈に惚れちゃった!」

と、超ハイテンションな要くん…。

「要!俺も儒奈に惚れちまった!」
唯夜まで言い出した。

「要、唯夜。俺も儒奈に惚れた!」
大憙もだ…。

誰かーこの人たち止めてよ。あたしどう反応したらいいのかわかんないよー!


「儒奈。お前意外とおもしれー奴だな。放課後、俺らの溜まり場へ来いよ」

「いいの?」 「あぁ。来い。」とニカっと笑って見せた舜也。
「ありがと」