私は数秒カイに見とれていた …って私なに考えてんだろ 私は浅く深呼吸をした。 「舞花は俺が怖くないのか?」 突然カイは私にそうたずねてきた カイの目はどこか悲しそうだった。 「鬼の存在が信じられないだから怖くないかも…」 「そうか」 カイの目は相変わらず 悲しそうだった そんな目をみていると どこかひっかかって仕方なかった …カイは何を思って そんな悲しそうな目をしているの?