…マジでぶっ叩こうと思った。
まぁ、相手は生徒。ガキよ、ガキ。
私はバレないように、ひとつ深呼吸をして気持ちを落ち着かせた。
「なぁーんだ!先生と生徒の禁断の愛ってやつなのかと思ってわくわくしたのにぃ」
早坂さんが残念そうな顔をした。
…早坂さんって、八神君の彼女じゃないの…?
「ハイっ!じゃーセンセー。用事終わったデショ?」
八神君が私の腕を掴んで廊下へと追い出す。
「ちょっと!まだ話は終わってなくてっ…」
「こっからは、オレらのお楽しみターーーイム。邪魔しないでね?」
にっこり笑顔でドアを閉められ、中から鍵もしっかりとかけられた。
ポツンと一人廊下に立たされた私はなんて惨めなんだろう。
こんな奴…退学にしちゃえばいいのに…
どんだけ偉いんだか知らないけど、こいつの親父にヘコヘコしてる学校も学校だ。
まもなくして、早坂さんの喘ぎ声が聞えてきた。
…ほんとーに…信じらんない!
私は耳を塞ぎ、慌ててその場から離れた。



