先生と呼ばないで【完】



顔のすぐ間近で、生意気な微笑みを見せている。

耳には青いピアスが二つ並んでいて。


目もブルーがかったグレー。…カラコン?


鼻も高くて整った顔立ち…


日本人離れした顔だ。



彼は何もかも恵まれているはずのに、何が不満なのだろう。




その時、八神君の携帯が鳴った。



「あー…次の時間、理沙が来るんだった」



「ちょっと…教室戻るよね!?」



「は?戻るわけないじゃん。つーかセンセーこそ早く出てってよ」



「はい!?」



「それともなに?生徒のセックス見ていたいの?」



ボッと、体が熱くなるのがわかった。


私の顔を見て、笑っている。


「何考えてるの…?ここは学校なのよ!?」



「人にメーワクかけてるわけじゃねーんだし。イチイチうるさい」



「うるさいって…」



「それとも…センセーが理沙の代わりにオレの相手してくれるワケ?」