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部屋に戻ると、ことねは起きていた。




寝起きっぽいその顔に照れを感じて、俺は無言で、水を渡した。




ゴクゴクと、たくさん水を飲むことね。




・・・・・・・ペットボトルになりたい。




…って、俺は、何を考えているんだ!!



・・・・・・変態かよ。



自分で、そうツッコミたくなった。




すると、ことねはいきなり「暑い…」とか言いながら、胸らへんのボタンを外し始めた。



ちょ、おい…!




み、み、見えるんだけど・・・・




俺の心臓は破裂しそうなくらい、バクバクしていた。



いや、バクバクどころじゃない。



バキュバキュだな、これは・・・・。



恥ずかしくなって、俺は顔を隠した。



こんな真っ赤になった顔、見られたくないし。




若干ニヤけ気味だし。



恥ずかしっ。



そのあと、ことねが何かを言おうとしていた。



だけど、



そろそろやばい、そう思い俺は勝手に部屋を飛び出してしまった。




やらかした・・・・・・。