あ、そういえば。




風間くんに貰った水、飲んでいいかな。




丁度、喉か渇いていたから、良かった。


・・・ゴクッ




2人しかいないこの部屋に、




私の喉の音が響く。




___ふう。




気持ち悪いのが、直った気がした。




・・・・あちぃ。




布団かぶりすぎて、汗かいちゃった。





そう思い、胸元のボタンを少しだけ、




無意識に外していた。





あ、ちょっと涼しくなったぁ。




「か、風間くん。水あ、あありがとう」




噛みすぎだし。



そう言うと、風間くんは、




私の首もと?を見て、目を見開いた。




え、なにっ…?




風間くんの顔は、みるみる赤くなっていく。




あ!!もしかして




私の風邪、うつしちゃった!?