「確かに……」




「ま、お互い様ってことで、この話は終わりにして……俺に何が渡すものある…?」



春人くんは妙にニコニコしている。



ううっ……渡せってことですか。



「………はいっ!!!ハッピーバレンタイン!」




「ありがと、大好き」



「きゃっ!」




春人くんは、ぎゅっと私を抱き締めた。


も、もう…積極的すぎ~…!!




「私もっ!春人くん好き好き好きっ!」



「ちょ、やめて。照れる…」



ふふっ!



私はやっぱり、春人くんが大好きなようです。



素直になるって、とっても良いことなんだね。