「私が好きなのは、風間くんだけだよ…!8年間の片想いなめんなよ~!」




「は、8年間!?う、嘘だろっ!?」



なに動揺してんの風間くん…可愛い。




「本当だしっ!…風間くん…好き好き好き好き!!」



みるみる風間くんの顔は真っ赤に染まる。きゃー!可愛い!




「やめろまじで…」




風間くんは片手で顔を隠しながらそう言う。



「風間くんっ………私と付き合って…くださいっ!」



耳元でそう言うと、まさかの耳まで真っ赤になった。



耳こんなに赤くなるものなんだね…




「付き合ってください…?俺達、あの時からずっと付き合ってたんじゃない?」



へっ…?自然破壊したかと思ってた。




「ってことは………?」



「そう。ずーっと付き合ってたんだ。た、多分。」



風間くんはそう言って照れ笑いした。