放火を防ぐには家を見張るしかないと愛子は考えた。

一生懸命考えたが愛子はそれしか方法が思いつかなかった。

今の自分に放火犯を捕まえられるか愛子は不安だった。

しかし、西洋人形の呪いをつきとめたい一心に愛子は躍起になった。

愛子は二階の自分の部屋の窓からずっと外を見張続けていた。

なんともつまらなさそうなことだが、愛子にとっては緊張感でいっぱいだった。

夜中の2時ごろだった。

誰もいないはずの外に急に人影が表れた。