呪われた碧眼人形

愛子は自室の押し入れを探ることにした。

「たしか、この辺りなんだよな。」

西洋人形はなかなか見つからない。

西洋人形を探すときも愛子は

恐怖にとらわていた。

このまま、見つからなければいいのに。

しかし、見つからなければ処分できずに

自分は変死してしまうかもしれない。

だが、見つかってもあの西洋人形と

対面するのは怖い。

見つかっても、見つからなくても恐怖。

愛子は緊張しっぱなしだった。