呪われた碧眼人形

「でも、最近へんなことばかり起こるの。」

香織の言葉は一同を不安にさせた。

「へんなことって例えばどんなこと?」

もしかして自分の境遇に当てはまる

のではないかと思った愛子は香織に

質問せざるをえなかった。

「例えば、今日の朝なんかは交通事故に合いそうになった。私の不注意もあるかもしれないけど。もう少しで大怪我してる所だったと思う。」

やっぱりかと愛子は思った。

自分も同じ目にあった。

これは必然なのか、偶然なのか。