呪われた碧眼人形

暗闇の中に西洋人形が現れた。

そして、悲しそうな表情で愛子を

見つめている。

碧眼の光りは鋭かった。

西洋人形はこっちに迫ってくる。

ある程度、近い距離になると

低い声で話してきた。

「逃げられると思うな。」

低い声に愛子は驚いた。

ここは夢のはずだ。

早く起きなければ。

そう思い、愛子はとび起きた。