呪われた碧眼人形

気持ちが楽になった愛子は

なんとなくリビングでテレビをつけた。

依然としてニュース番組は

連続変死事件の話題で持ちきりだった。

また一人の女の子が謎の死をとげた

ようだった。

自分もこの事件で変死をとげる

一員だったかもしれないと思うとゾッとする。

もう、自分には関係ないことだが。

ニュースを見ていると

不快感がつのるばかりだ。

愛子はテレビを消して夕食、風呂、宿題を

さっさと終えて寝ることにした。