呪われた碧眼人形

やはり、あの西洋人形は処分すべき

なのではないか。

処分しなければ私はこのまま

殺されてしまう。

事件の犠牲者にはなりたくない。

愛子はあのいまいましい西洋人形を

処分することを決意した。

自分は今まであの西洋人形に痛い目に

あってきた。

ただ、ゴミとして出すのではない。

自分の手で燃やしてしまおう。

普段の愛子とは違って、今の愛子は

怒りと恐怖から思いあがっていた。