呪われた碧眼人形

愛子は目を覚ました。

自分は保健室のベッドに

寝かされていた。

「ようやく目覚めたようね。体に違和感は感じない?」

保健室の先生が優しく声をかけてくれた。

「大丈夫です。」

とは言いつつ、精神的には

全然、大丈夫じゃなかった。

愛子はさっきの夢を思い出して

ぼうぜんとしていた。

保健室の扉が開いた。