呪われた碧眼人形

この日の三時間目の授業は体育だった。

愛子は運動がバリバリできる

わけではなかったが、並みの運動神経は

あった。

だから、体育がそこまで苦手だということも

なかった。


この日の授業はバスケットボールだった。

愛子はいつものように体育の授業に

励んでいた。

その時だった。

愛子の後頭部におもいっきりボールが

とんできたのは。