呪われた碧眼人形

愛子に衝撃がはしった。

「そうなの!全然知らなかった。」

「まぁ、お前が無事ならいいんだが。」

「きっと、いつもより一本早いバスに乗ったから事故にあわずにすんだのだと思う。」

「そうか、お前、強運の持ち主だな。」



果たして今の自分は強運の持ち主

なのだろうか?

朝から何度も危ない局面に出くわした。

しかし、その都度、命は助かっている。

やはり、運がよいのだろうか?

しかし、運が良ければ今ごろ危ない目にも

あってないはずだ。