「今日なにか宿題あったっけ?」

「数学のプリントくらいじゃない?」

「そうだ!忘れてた!お願いあとでうつさせてくれない?」

「仕方ないなぁ。いいよ。」

友達の佳奈との他愛ない会話は

心が落ち着いた。

佳奈は同じクラスの友達で、

とても仲が良かった。

その佳奈が突然、上を見上げ叫んだ。

「危ない!」