廃墟から帰ってきてから愛子はどうしようか悩んだ。

フレッドがどこにあるのかまったく見当もつかない。

しかし、愛子は特別な存在であることを思い出した。

愛子はもしやと思い、家中を探して回った。

するとなぜか父親の本棚にフレッドは飾られていた。

愛子は思い出した。

親戚からメアリーをもらった時にフレッドももらっていたのだ。

しかし、女の子のお人形にしか興味がなかった愛子はフレッドを父親にあげてしまったのだ。

愛子はその事をずっと忘れていた。

フレッドは近くにあったのだ。