そのころ、紗央莉と佳奈は一階へ逃げていた。

メアリーが追ってこないことを確認すると部屋に隠れることにした。

適当な部屋に隠れた。

そこで紗央莉は急にカミングアウトした。

「さっき急に音が気になってトイレに行ったでしょ?あれは強い霊気を感じたからなの。」

「もしかして紗央莉って霊感があるの?」

「そう。霊感があるの。でもこの部屋はもっと強い霊気を感じるの。昔、ここで火事でもあったかのような焦げ臭い感じがする。」

確かに、部屋を見渡してみると物はなにもなく
殺風景だった。

「ちょっと、おとうさんにきいてみる。」

紗央莉と佳奈は紗央莉の父の所に向かった。