私と敵と好きな人と




『取りあえず新しく出来た所に向かえばいいよな…』


「そうだね、けどそれって……

どこだろう」


私、知らない道は得意じゃないんだよね~…

薫は得意かな??


とかなんとか思ってたけど!!


『………オレ、方向音痴』


「え……ええぇ?!?!」


『うるせえ』


え、じゃあどーすれば着くのさ!!

わぁー……どうしよ……


また考えることになる……


けど、薫は歩き始めてしまった