私と敵と好きな人と



『ほら、いったん降りるぞ』


「あ、うん……」


私たちは戻るために電車を一度降りた


その後私は李音に電話をかけた


『あ!柚帆平気ー??』


「取りあえずね~………、ねぇこれからどうしたらいい??」


『えっとね、今あたしたち……』


ブツッ


「え……?」


電話が切れてしまった

え、どうして??


「あーー!!」


『なんだよ、うるせぇ』


「電池切れちゃった!!」


『はぁぁ?!』


昨日充電するの忘れちゃったんだ…


ええと……これは……


『連絡、出来ないな』