私と敵と好きな人と




『……………運んどく』


薫は冷たく言った。私の方を一回も見ず。


「あ、あり………」


(ありがと。って言えない)


薫はもういつもの制服姿だった。


けど…………おさまってない………


『薫くん、さすがだよね~』


…………女子はみんな薫のことを誉める。


…………薫と気まずい……