【完】恋の太陽、愛の月

【ひなたside】


………

……





「はぁ・・・」



私、どうして駅まで送っていってあげられなかったんだろう。


っていう後悔中。


別に咲夜がいるからって何?

関係ない。



咲夜が私に告白してきたからって私の太陽君を好きな気持ちは変わらないんだからいいじゃん。




・・・でも苦しかった。


咲夜に抱きしめられて、告白も「今の忘れて」とか意味わかんない事言うし。

今までずっと一緒にいたのに気付かなかった私も馬鹿だけどさ。




私はそんなことを思いながらお店の開店準備中。


ちらっと時計を見るともうそろそろ太陽君が駅に着いているんじゃないかな?っていう時間になっていた。



しーんと静まりかえる店内に一人。


いつもなら太陽君が近くにいてくれるのに。



「なんか、寂しい。・・・太陽君からの連絡まだかなぁ」




なんだか、太陽君がいない間に咲夜と会うの嫌かもしれない。


なんでと聞かれると上手く答えられないんだけど。