共食い。

【たったらったー♪】






今度は何!?と思うといきなり左側にあった壁がギーっと動き始めた。








自然と視線がそこに集まるのを感じる。もちろん私も視線は壁だ。








「あれって…ドアじゃねえか?」








不意に背中の方から公太の声がした。








確かにあれはドアという名の出口だろう。