共食い。

「りな、捕まえたぁ〜!」









「きゃあああああああああああああああああ」










「そんなに驚かないでよぉ、私達そんな仲悪かったけぇ〜?」










秋奈の充血した目が踊る、血がついた頬が緩まる、真っ赤な唇が形を変えた。











「そ、そうだよ!私達友達だよねっ?私のこと…こ、殺したりしないよねっ?」










「何言ってるの〜?友達だから殺すんだよぉ〜。こんな所で友達が死ぬんならここで殺したほうがいいでしょぉ〜。」









秋奈ケラケラケラと、狂った目で私を見た。