私は慧兒と2LDKのアパートを借りた。 普通の生活が出来る間取りでお互い満足していた。 「魅音、これからはずっと一緒だ」 慧兒がそう言って私を抱きしめる。 相変わらず慧兒の体は冷たくて。 だけどそんな慧兒に安心しきっていた。