気づけば私はもう1年近く鎖に縛られて生活していた。 慧兒は私を可愛がってくれる。 痛いほどに。 私たちはお互いを愛しすぎたせいでどこかが狂ってしまったんだと思う。 『監禁』 この言葉は私には似合わない。 だってこの生活を選んだのは 私だから。