その日、慧兒は仕事を休んでずっと私の側に居てくれた。 慧兒は私を抱きしめながらふと口を開く。 「魅音…?俺のこと嫌い?」 慧兒が心配そうに私に尋ねる。 どうしてそんなこと聞くの…? 「嫌いなわけないよ…慧兒のこと愛してるよ」 殴らない時の慧兒はすごく優しくて何より私のことを本当に大切にしてくれる。 でも怒るとまるで別人のように凶変してしまう。 「魅音…なに考えてるの?」 慧兒の表情が一気に変わる。