ピピピピッ セットしていたアラームが部屋中に響いた。 「魅音起きろ」 慧兒のその一言で目が覚めた。 「あ、おはよう…」 なんだろ、頭が凄く痛い…。 でも、起きないと…。 私は重い身体を起こして いつも通り朝食を食べた後、慧兒のオートバイに乗って仕事へ向かった。