どうせ早く起きたならきみにおはようのキスでもしにいくべきだったんだ。 次に目を覚ましたとき、ぼくは信じられない現実に頭を殴られた。 「死んじゃった」 太陽が真っ青の空に浮かんでいてとても快い風がふいていた。 だけど、きみはいなかったんだ。 いや、いた。 まだそこにいた。 でもそれはただの入れ物にしかすぎなくて、日常とは到底かけ離れた光景だった。