「あれ、早いね」 後ろを向くと同じホルンパートの留美だった。 「うん、早く吹きたくて」 「清花らしい」 2人で顔を合わせて笑った。 「サッカー部も頑張ってるね」 留美が運動場を見下ろしながら呟く。 「そうだね」 目に入ったのは 颯爽と運動場を駆け抜ける近藤くんだった。