「詳しくは言えないけど、お姉ちゃんと晴樹お兄ちゃんがいないと僕が困るから…かな」

光生くんが困る?何でだろう。

「お姉ちゃん目をつぶって。」


「う、うん!」



私はゆっくりと目をつぶった。

そして祈った。

過去に戻りたいと…

晴樹に私の気持ちを伝えたいと…