「待って‼おかーーお姉ちゃん!」 声が聞こえた。 反射的に後ろを振り向くと 5才くらいの男の子がいた。 「君は…だれ?」 私は驚いた。この子どこか晴樹に似てる。 でも晴樹に弟はいないはず。 「僕?僕の名前は光生(コウキ)だよ。 お姉ちゃん、どうしてそんなところにいるの?」 光生くんっていうのか 「私、この世にいるの辛いの‼だからもう死ぬの‼」