「図書室当番-?」

「そ、悪いんだけど」

「えー・・・」

「月野さんならそつなくこなせるし」


先生に笑顔を作られる。

あぁ、優等生の悲しさ。

こういうところで、いい人ぶったツケは回ってくる。



「・・・分かりました」